現在webライターとして活動中のyunです。
2021年の2月中旬くらいから準備を始めて、3月にクラウドソーシングサイトで活動を開始。
3月2日に契約し、3月3日に納品。無事に初案件を終えました!
今回の記事ではクラウドソーシングサイトで初案件を獲得して、納品するまでにしたこと、気をつけていたことをまとめていきます。
これからwebライターとして活動しようと考えている人に参考になれば幸いです。
webライターとして活動するための準備
webライターとして活動するにあたって最初にしたことはyoutubeで情報収集でした。
私が参考にした人はマナブさんとななゆうさんです。
マナブさんは有名なので、ご存知の方も多いかと思います。説明は割愛しますね。
マナブさんのYouTubeチャンネル
ななゆうさんは副業でwebライターをやりながらYouTubeでも発信されている方です。
毎月の収入報告を詳しくされているほか、自身の経験を基にwebライター向けの情報を発信されていたり、悩みを話されていたりしています。
webライターってこんな感じなのかな、と参考にさせていただいています。
ななゆうさんのYouTubeチャンネル
YouTubeのほか、Google検索などでwebライターの始め方を調べ、方針を固めました。
webライター用におすすめされている書籍を読む
SEOについて勉強とライターとしていい文章を書くための勉強です。
SEOとは Search Engine Optimizationc の略語。
日本語にすると検索エンジン最適化。
検索エンジンに対して、webページの評価を上げて、検索結果で上位表示されるように最適化することです。
SEOを勉強するための本として『沈黙のwebライティング』を読みました。
多くのwebライターの方が紹介している書籍です。
マンガ形式でストーリー、伝えたいことがわかりやすいです。詳しい内容は今回は省きます。機会があったら読んでみてください。
沈黙のWebライティング Webマーケッター ボーンの激闘 [ 松尾茂起 ]
ライターとしていい文章を書くために読んだ本が『新しい文章力の教室』。
「最後まで文章を読んでもらう」を目標として、必要な技術・考え方が書いてあります。
今では書き上がった文章を見直すための教材としても利用しています。私の中では文章を書くための説明書みたいなものです。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス) [ 唐木元 ]
クラウドソーシングサイトに登録する
最低限のSEOと文章に関する知識がついたら、案件を獲得するためにクラウドソーシングサイトに登録します。
クラウドソーシングサイトについて簡単に説明すると
仕事を依頼したい人(企業)と仕事をしたい人をマッチングさせるサイトです。
Webライターの場合
文字単価〇〇円、記事単価××円で、記事の執筆を依頼しています
という募集に応募して、契約する形になります。
登録するクラウドソーシングサイトは有名なところならどこでもいいと思います。
私は「クラウドワークス」と「ランサーズ」に登録しました。
利用するのに月額料金などはかかりません。
登録したらプロフィールを書くことになります。
プロフィールはしっかり書きましょう。
ライターとして仕事を探している以上、どんな文章でもプロとして書く意識を持つべきです。
実際に提案する時にプロフィールを見られてガッカリされないためでもあります。
最初はいい文章を書こうとするよりも、ダメな文章を書かないようにすることを意識しましょう。
私のプロフィール欄は見えにくくない、伝わりにくくない、誤字脱字しない、を心がけて作成しました。
どうせ実績もないプロフィールなので、加点は難しいと割り切って減点されないことに全力を注ぎました。
サンプル用に記事を書く
準備の最後として、サンプル用の記事の作成です。
案件に応募する際にあった方がいいからです。
仕事を発注する立場になって考えてください。
どんな文章を書くかわからない人に、ライターの仕事を依頼したいと思いますか?
私は思いません。
同じく思わなかった人は提案時にクライアントに見てもらう用の記事を書きましょう。
ブログを運営しているなどの理由で、すでに人に見せられる記事がある人はその記事を使って大丈夫です。
記事の内容はある程度なんでもいいです。
その時点で書ける最高の記事を書きましょう。
できるなら自分がライターの仕事として受けたいジャンルに近いものを書くといいと思います。
その方がクライアントにとって判断材料になるので。
色々なジャンルに応募することを考えている人でも1記事だけでいいです。
理想を言うならば応募するジャンルに合ったサンプル記事を用意したいところですが、サンプル記事に時間をかけるくらいなら渾身の1記事作ってそれを軸にたくさん応募した方が効率がいいです。
記事を書くための個人ブログを持っていない人におすすめなのは note を利用すること。
会員登録をするだけで記事を執筆できるので手間もお金もかからず便利です。
私もnote で記事を執筆しました。こんな感じの記事です。
note で書いた記事へ
お金に関する記事です。お金と全然違うジャンルの依頼にもこの記事を参考記事として送りました。それでも案件を獲得できたので、無理に多くのサンプル記事を用意する必要はないと思います。
とにかく応募する
クラウドソーシングサイトに登録して、しっかりしたプロフィールを書いて、サンプル用の記事が完成したら案件に応募します。
文字単価の下限を決める
クラウドソーシングサイトには文字単価0.1円のような案件もあります。
そういう案件をやるやらないは自由ですが、未経験だからと自分の価値を必要以上に低く見積もるのは良くないです。
副業にしろ、専業にしろ、ある程度ライターとして稼ぐためには文字単価はとても大切です。
ライターの月収は「書いた文字数 ✖️ 文字単価」の場合が多く、より多く稼ぐためにはどちらか、あるいは両方とも上げていかなければいけません。
文字単価0.1円の記事で1000円稼ぐためには、10,000字必要。
文字単価0.5円の記事ならば、2,000字で1,000円。
こうして文字として見るとわかりやすいですよね。同じ1,000円を稼ぐためにも文字単価0.1円の案件では5倍の労力が必要です。
文字単価の大切さについて踏まえた上で、応募する案件の文字単価の下限を決めましょう。
文字単価0.5〜 1円、 1円以上の案件でも未経験のライターが契約できるケースはあります。
文字単価0.1円の案件の方が採用される確率は高いでしょうが、安易に応募するのは避けた方がいいかもしれません。
自分でよく考えた結果、低単価の案件を受けるのはいいと思います。
ただ、思考停止で実績欲しさに飛びつくのを止めましょう、という話です。
書けそうな案件にだけ応募
とにかく応募しろ、と書きました。
しかし、求人見て新着順で上からどんどん応募するような極端なことはやめましょう。
募集文をしっかり見て、要求されている文章が書けるか書けないかを判断して応募しましょう。
基本的にはGoogle検索上位の記事を見て、検索意図を推測し、そこからキーワードに沿ったオリジナルの記事を書きます。
なので極論ですがどんな案件でも記事を完成させることは可能です。
意識すべきは、かかる労力です。
詳しい分野の案件と詳しくない分野の案件、どちらが書きやすいかはわかりますよね。
特に初案件は慣れていないこともあるので、焦らず自分に合った案件を探すことが大切です。
案件を獲得することが目的ではありません。
仕事を完了させて、お金をもらうことが目的です。
だからこそ自分の書けそうな案件に応募することが大切です。
案件を獲得したはいいが、上手く書けなくて納期に間に合わない、なんてことはあってはいけないのだから。
応募文をしっかり書く
応募文はしっかり書きましょう。
当たり前の話ですが、とても大切なことです。
実績のない未経験のライターが採用されるためには応募文でアピールするしかありません。
未経験でなくても応募文は大切だと思いますが。
まず案件の募集文をしっかり読む。
応募文の構成を指定されている場合はその条件満たす必要があります。
応募文の構成を指定されていない場合もあります。
その際の書き方がわからない、という方もいるかもしれません。私はそうでした。
そのためGoogleで「クラウドソーシング ライター 募集文 書き方」と検索して構成を参考にしました。
https://tanagami.com/application-message/
私はこの記事を参考にしています。
文章構成の問題が無くなったら本文です。文章のプロとしての意識を持ってしっかりとした応募文を書きましょう。
しっかりした文章の定義は分かりませんが、ここでは
- 誤字脱字がない
- 敬語表現が間違っていない
- 内容がわかりやすい
この3点とします。
自分の中ではこれも大切、というものがあればそれも意識しましょう。
応募する前に自分の書いた文章をしっかりチェックする。
誤字脱字のある文章、敬語表現がおかしい文章、内容がわかりにくい応募文を読んで、あなたは発注したいと思いますか? 思う人は気にせずどうぞ。
思わない人はしっかりした応募文を意識しましょう。
書けそう!という案件を見つけたらとにかく応募をしよう
実体験ですが、応募してもほとんど返信は来ません。
なので、契約に結びつけるためには数が必要です。
何件応募したら契約になるか、そんなものはわかりません。
人によるでしょうし、募集されている案件の数にもよるでしょう。
何件応募する、という目標は持たずに書けそうな案件を見つけたらとにかく応募する。これを徹底しましょう。
正直契約に結びつくことは少ないです。
しかし返信が何件か来ることもあります。
キャパオーバーになることが想定されるなら一部辞退しましょう。
それで大丈夫です。
クライアントは他の人に仕事を任せるだけなので。
キャパオーバーを恐れて応募数を減らすことはおすすめしません。
まずは契約することが大切。
そのために出来そうな案件にはとにかく応募しましょう。
複数のクライアントから返信があればその時対応すればいいだけです。
採用されたら
早めの納品を心がけよう
早めの納品を心がけましょう。
契約の際に納期を設定します。
融通の効くクライアント相手なら常識の範囲内で余裕を持った納期を提案しましょう。
その日までに終わらせばいい、とは考えずに余裕を持って終わらせる。
なぜ早めの納品が必要なのか。
納品後、クライアントが内容確認します。
場合によっては修正依頼があります。
そのための時間を確保するためです。
納期ギリギリになると焦ります。
仕方ないことです。
焦るとミスが生じたり、何を書けばいいかわからなくなったり、なんてことが起こり得ます。
納期ギリギリで焦らないためにもできるだけ早めの納品が大切です。
納期ギリギリで焦らないための技術を得るよりも、納期に余裕を持って納品するよう努力する方が建設的です。
報告・連絡・相談はしっかりと
社会人の基本としてよく言われている「報・連・相」ですね。当然大切です。
記事の執筆中に疑問が生じることがあります。
クライアントは実際に書くわけではないため、ライター側と認識のズレが生じることがあります。
この際にライター側の判断で進めると後で修正依頼を受けることがあります。
それを防ぐために「報・連・相」が大切、ということです。
クライアントとライターの認識のズレ、急な都合でスケジュールの変更を余儀なくされる、色々な状況で「報・連・相」が必要な場面があります。
その時に「報・連・相」を怠らないようにしましょう。
納品の前の誤字脱字チェックは入念に
納品した記事の誤字脱字は大切です。とても大切です。
募集文の中には「誤字脱字を見つけたら契約を解除する」なんてものもありました。
実際全てのクライアントがそう考えているかはわかりませんが、ライター側はそのくらいの気持ちで取り組むべきだと思います。
文章のプロとして、誤字脱字がない、は最低限のラインです。
これで私の記事に誤字脱字があると恥ずかしいですね(笑)。
入念なチェックをします。
まとめ:初案件を獲得するために
webライターとして初案件を獲得するために必要なことを簡単にまとめました。
しっかりと準備をして、書けそうな案件を見分けて数多く応募して、執筆して納品。
特に大切なのは準備です。
準備に時間をかけすぎることはよくないですが、全くしない、ほとんどしないこともよくないです。
必要な準備を調べて、ちゃんと準備しましょう。
準備の段階から常に文章のプロとしての意識を持ちましょう。
いい文章を書くのが難しいなら、悪くない文章を目指しましょう。
加点が少なくても、減点がない文章なら最初はそれで十分です。
初案件はwebライターとしての最初の一歩。案件獲得に向けてがんばりましょう!
コメント